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シティリーグナゴヤ4-2 ロットワール軸超バレ

0.自己紹介

 

皆さんこんにちは、キンタニと申す者です。

そしてこちらはA落ちするのにあまりの可愛さから未だに値段の高いスイレンSR。

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記事を書くのは初めてとなりますがお手柔らかにお願いします。

 

さて今回はタイトルの通り初のシティリーグナゴヤで4-2となった使用構築を備忘録的にまとめていくものとなります。初シティリーグ参加の初心者ですがよければご覧ください。

 

なお、1、2、3、4章は僕の自分語りですのでシティで当たったデッキを知りたい方は5章まで飛んで見て下さい。

 

 

 

 

1.構築の経緯

 

シティリーグに当選して、さき(@poke_saki)さんお誘いを受けて「チームぐらしあ」に加入しました。環境考察やデッキ調整がとてもしやすくて本当に助かりました...。ありがとうございます。

 

環境考察についてはゆと(ツイッター→@pokekayou)さんの記事を見ていただくのが早いので、そちらを見ていただくといいといいと思います。

 

この記事↓

https://note.mu/preview/nb28c8bbf22f3?prev_access_key=2ac34be44c714ef957ceb5a0b474af60

 

ざっくり言えば、

 

・三神、メルカリ、レシリザ最強!

ミュウミュウはメタられすぎて少ない?

・名古屋ではピカゼクやウルネクが多いかも

・とーしんさんが使ったんだからズガアゴいるかもね

 

こんな感じ。

 

誰もが考えることではありますが、ここで我々に与えられる選択肢は

1.これらの既に完成されつつあるデッキを握る

2.これらのデッキに勝てる他のデッキを持っていく

この二つです。

 

僕は自分のことをくそ雑魚ナメクジだと思っていたため、ミラーで上手い方に負ける1の選択肢はとらず2の選択をしようと考えました。

 

候補にあったのは、「ズガアゴ」「ミミッキュLO」「(ウルネクを含む)超バレット」の三つ。

 

ズガアゴ→大怪獣バトルに強い。二体のアーゴヨンによるサブプランも強力。

ミミュキュLO→ジュジュベ&ハチクマンによってLOのスピードを上げることができる。エネ破壊などで三神にも回答がある

超バレット→ウルネクが大怪獣に強い。ギラティナなどのお陰で柔軟性が高い。

 

ズガアゴは「意外と要求札が多い、ケルディオの処理がもたつくときがある」、ミミッキュLOは「種切れをおこさず回るように組むのが難しい、シティまでに練度をあげることが厳しい」という理由から外れ、超バレットを考察することになりました。

 

初めはウルネクを使う予定でしたが、安定性の若干の低さとリソース管理のどうしようもなさ、そして何よりも「対策の進みきっていない新要素の強さ」を考慮しオーロット&ヨノワール(以下ロットワール)を検討するまでに至りました。

 

 

最初に作ったレシピ


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超バレットをベースにTAG一体目をギラティナ及びソルルナ、二体目をスタンプを絡めつつロットワールで見る想定で作りました。ソルルナではルカリオ&メルメタル(以下メルカリ)に勝てないこと、リーリエの全力というドロソの弱さから没に。しかしこの時にロットワールの捲り性能に気づけました。

 

 

次の改定案


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メルカリに勝つためにネクロズマを採用。二ターンかけてリチャージすることでメルカリをワンパンできます。無人がなければ特性によってメガミミロップ&プリンからの攻撃を受けません(これはおまけ程度)。タッグワンパンやGX技が非常に強力なのですが、一ターンで270点を出すためには三回リチャージ+手張り+入れ替えが必要で要求札がいかんせん多い(また二ターンかけるのはやはり強くない)ので没に。

 

 

最終的なレシピ


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練習に一生付き合ってくれたはーと(@heart_1177)君とrirさん(@catops8128)に「メルカリはゲンミミで見れる」と聞いて試してみたところ、これが大当たりでした。メルカリはトレーナーズを手札に抱えることが多く、(上振れ狙いにはなりますが)ワンパンを狙ってできることが多々ありました。相手の要求札を増やすカードとしてアブソル、メガミミロップ&プリン(以下ロップリン)も採用。

 

 

 

2.カードの採用理由

 

 

マーイーカ-カラマネロ 4-4

 

超バレットの根本を為すカード。2体、または3体は立てたいので最大枚数採用。3-3も試しましたが一枚パーツがサイド落ちするだけでイカを狩られた途端に厳しい試合になるのでやはり4-4だと思っています。

 

 

ジラーチ 2

 

イカを立てる、グズマやリセスタを探すという意味で最初から最後まで重要すぎるカード。ジラーチスタートや後攻だと二体立てたいことを考えて3枚採用したいのですが枠がなくしぶしぶ2に。

 

 

ギラティナ 2

 

所謂「ギラマネロ」。TAGに対してのダメージソース、非エクに対する制圧力、破れた扉による打点調整(特に扉+鉢巻シャドーインパクトでケルディオやテテフなどを落とせる)といった強さを詰め込んだカード。

「とりあえずギラティナで殴ろう」という序盤の展開が多く、サイド落ち考慮で2枚になりました。

 

 

カプ・テテフGX 1

 

初手でもジラーチでもサポートが触れないときに序盤の展開に必要なカードです。ロケット団のいやがらせが自分のドローソースとしては弱いことが多く、二ターン目に使いたいので手札に嫌がらせがあっても、初手の手札と相談してワンダータッチリーリエしに行くことを考えるべきですね。

 

このデッキはベンチ枠が厳しいため終盤にグズマを探しにいくためにテテフを使うことは他のデッキに比べて少ないとは思いますが、常に意識してポケモンを並べないと後悔します。

 

 

オーロット&ヨノワールGX 2

 

このデッキの主役。上技も下技も強力で相手にとって非常に嫌なポケモン

 

序盤はギラマネロでビートして終盤サイド二枚のタイミングででスタンプと合わせてナイトウォッチャーするだけで相手の手札を枯らせます。

 

また序盤でも相手が迂闊に手札を2、3枚にしていたり事故っていたりしたときに使ってやると展開を無限に止めることができたりもします。ロケット団の嫌がらせと合わせて使うと手札を3枚(ドロー合わせて4枚)にすることもできます。

 

ペイルムーンGXも当然強力で相手のエネルギーを落とす効果はレシリザ、メルカリ、(GX技を打った直後の)三神に対して効果覿面です。特に今まで明確に回答がなかった三神に対して有利をとっていけるようになったのは大きいです。スタンプと合わせて使うことで相手のターン終わりに倒すことも期待できますが、それについては期待薄だと思っておくべきです。(現実㊙️情報、甘くない。)エネルギーを落とすだけでもあまりに強力なので、相手の場からエネルギーを一気になくすところに焦点をあてて序盤からでも使っていくことが寛容。

 

 

ゲンガー&ミミッキュGX 1

 

はーと君やrirさんが強く勧めてくれた一枚で今回のCLでのMVP。

 

ポルターガイストポケモンの数を絞ってTAGで殴るのが基本となる今の環境に非常にマッチしており、相手の手札の枚数が多いときにポンと出してやるだけで圧倒的な威力を叩き出せます。「そんなんお祈りじゃねーか!」と思われるかもしれませんし確かにその通りですが、このお祈りがあまりに強いのが今です。僕も使うのをしぶっていましたが、一度使うだけで考えが変わるカードでした。

 

ホラーハウスGXも非常に強力でポルターガイストの打点上昇、自分の事故解消、相手の手札ロック、先攻後攻の逆転など幅広い用途があります。前述のペイルムーンGXとどちらが有効かを常に考えて戦っていきましょう。

 

 

メガミミロップ&プリンGX 1

 

最後まで入れるか悩みに悩んだ一枚。環境上位デッキに対してはロットワールとゲンミミで事足りることが多かったものの、ゾロアークペルシアンシルヴァディ、またその他有象無象(悪バレットなど)に対して圧倒的なパワーを誇るため抜くことができませんでした。他の59枚では絶対に勝つことのできないゾロアークに対して勝ちを拾える可能性がグッと引き上げることができることの重要性が高すぎます。

 

ナイトウォッチャーで手札を減らされた相手がテテフデデンネで復帰することが多くその点でも噛み合っています。

 

ねむ(@nnemm728)さんにSRを貸していただいたのですが、こいつら光ってるのが嬉しくてでしゃばってしまうのか6戦中2回こいつスタートだったのでリアリティは落としましょう。嘘です見やすさ的に光らせ得です。

 

 

アブソル 1

 

ジラーチが強すぎる環境で置くだけで相手の要求札を一気に増やせるカード。対イカミラーや対ジラサンピカゼクなどにも一役買ってくれる一枚。序盤に置いて相手の展開を遅らせても強いしナイトウォッチャーのタイミングで置いても強いです。こいつでベンチ枠を圧迫してしまいますがそれを補ってあまりある性能をしています。

 

ジラーチいるからナイトウォッチャーとかいう技余裕で草」という顔をしてる相手を「わからせましょう」(死語)。

 

実は相手のロットワールやフーパをシャドーシーカーでワンパンするために悪エネを一枚入れるか悩みに悩んでました。

 

 

 

冗長になってるしもっと簡単にいきます。

(まだポケモンしか終わってないの!?疲れた(本音))

 

 

 

ネスト-ミストレ-ハイボ 4-4-2

 

ミストレ4は説明不要。序盤の展開でネストボールが非常に強いため、ハイパーボールよりこちらを優先して4。ネストハイボは初め4-3でしたが、ハイボがミストレのコストになることが多かったことと枠がないことから2枚となりました。

 

 

ポケモンいれかえ 3

 

相手のアブソルも強いので多めに積むべきカード。4にしたいくらいです。ペイルムーンを打つ際に前にいるポケモンのエネルギーを落としたいことが多いので、このデッキではあなぬけのヒモより入れ替えの方がバリューが高い。

 

 

リセットスタンプ 2

 

このデッキのキーカードと言っても過言ではありません。ロットワールの技と合わせて真価を発揮します。2回使う試合(hand系など)や触りやすくすることを考慮して2。序盤に雑に切ることはせず、嫌がらせやシロナで山に戻しておきたいですね。

 

 

エスケープボード 2

 

ジラーチが何故か寝てても逃げられる超高性能ボード。今の環境でブロアーが強くて全人類積んでいること、序盤で引いてリーリエのドロー枚数を増やすために仕方なくイカなどに貼ることを考慮して3にするのも全然ありですが枠が足りませんでした(枠足りないおじさん)。

 

 

こだわりハチマキ 3

 

トレーナーズ5枚でTAGワンパンしたりロップリンに貼ったり、破れた扉込みでギラティナケルディオ落としたりロットワールでヒードランズガドーンを落としたりするために必要。このデッキにおいてあまりにバリューが高いためしっかり引き込めるよう3投。一時期うち一枚をボードにも触れる鞄にしていましたが、3回使いたい試合も多く、3枚となりました。

 

 

リーリエ 4

 

強い。可愛い。

僕は原作でもSRでもがんばリーリエより帽子リーリエのが好きです。(どうでもいい)

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ロケット団のいやがらせ 2

 

A落ちのお陰で安くなったカード。新しいマリィの方が5億倍強そう(小並感)。

 

ロットワールと合わせて手札を三枚にできることもありますが、その事以上にリザテルに対して使うことで相手の札を流しながら攻撃できること、handや超越などのパーツを集めるデッキに対しての回答となりえることが重要だと思っています。

 

他にも、ゲンミミを見て手札を減らしてきた相手に強制的にトレーナーズを持たせてポルターガイストの火力を上げさせることもできます。

 

今回のCLでは大活躍でしたが、相手のハンドを強くしてしまう場面も多くシロナと枚数を調整するべきでしょう。

 

 

シロナ 1

 

相手の手札に干渉しないで(つまり相手の事故を解決させずに)かつ山札をより多く見ることができるカード。5枚か6枚かでは性能があまりに違うため自分のドローソースとしてはこちらを使いたい。

 

1では自分の事故が怖いためどうしても2にしたかったが枠がなかった(枠足りないおじさんオメガ)

 

 

グズマ 3

 

相手が狩られたら辛そうなところを狩ろう!(適当)

 

アブソルを狩ってこちらが展開をしやすくしたり、リセスタナイトウォッチャーと合わせて相手のジラーチを倒すことで復帰しづらくする使い方も忘れないようにしたいです。

 

一度盤面を形成できたらドロサポがなくとも強い動きができるギラマネロ系統では3枚欲しい。

 

 

アセロラ 1

 

サンムーンで好きなキャラベスト5には確実に入る。いつも元気に健気に振る舞えるキャラっていいですよね(どうでもいい)。

 

三神やメルカリの攻撃を受け流すことができ、その後すぐ攻撃ができる点が強力。中打点のデッキに対してはジラーチで死ぬ気になって探しにいきたいです。TAGでスタートしてしまった場合でも前で壁になってもらい、ダメージを負ったところで回収をすることでテンポを遅らせずに戦うこともできるすごいカード。

 

シャドーインパクトでダメカンをのせたテテフを回収するおしゃれプランも存在しますが、遂にやることはなかっですね。

 

 

トキワの森 3

 

超バレットの必須カード。エネ回収もエネトラッシュもできるこいつが弱いはずがない。

 

イカを2体しか立てないプランでいくときにも一ターンで攻撃できるようにしたり、イカが三体いるときも相手にアブソルがいるときジラーチに手張りをするために終盤でも使いたくて最大枚数だと思っている3枚。4は過剰でコストにしかならない印象ですね。

 

 

超エネルギー 8

 

長い間7で使っていましたが、終盤山に手張り分のエネがなくなってしまったり、序盤で引けなかったので8に。色々考えましたがこの枚数がベストで間違いないと思います。

 

 

 

3.不採用カード

 

 

入れられたら絶対強いけど枠がなくて諦めたカード達。個人的に採用したい順に書いていきます。

 

 

シロナ2枚目

 

ドローサポートが合計7枚しかないため、事故率がそこまで低くないところが難点で、嫌がらせリセスタといった使いたい場面を選ぶ札や終盤で使いたいTAGを山に返せる点も強いサポート。

 

 

リセットホールマーシャドー

 

ボールからスタジアムを割れるポケモン。相手の混沌のうねりを割ったり、リセスタペイルムーンのタイミングでトキワの森や巨大なカマドを割ってあげることで相手が嫌な顔をしてくれます。

フィールドブロアーと違い使いたいときに使いやすいのも評価点ですがベンチ枠を圧迫するのは難しいところ。

 

 

フィールドブロアー

 

リセホマシャと似た役割を背負うことができますが、このカードはボードを割ることで(アブソルを置けばますます)相手の要求値をあげることができます。

 

 

無人発電所

 

ロットワールとの相性が非常にいいカード。このカードが一枚あるだけでゾロぺルなどの相手がグッと楽になると思います。ただ、トキワの枚数を減らすとデッキの回りがよくないのでこのカードをいれるならトキワ-無人が3-1という配分になりますね。

 

 

リセットスタンプ3枚目

 

より確実に触りにいくことができ、しかも序盤に引いても切ってもよくなるため、プレイイングが楽になります。

 

 

やぶれかぶれマーシャドー

 

先一で使うというよりも終盤余りがちなミストレやハイボを実質ジャッジマンとして使えます。能動的に消えることができるリセホマーシャドーと違い、ベンチ枠がないのが致命的な問題ですね。

 

 

以上のカード達を入れるためにはロットワールを一枚にして入れるのがいいのかなと思います。ただ、ロットワールが序盤に殴ることがありサイド落ちが怖いのとロットワールを2回使う試合もあるので悩ましい...。今の形が個人的にはかなり完成されてると思うのですが、他にいい案があればDMでこっそり教えてください。

 

 

 

4.各デッキへの立ち回り

 

 

このデッキを使うときに心がけていたのは「圧倒的にサイド差がついても諦めない」ことです。オーロット&ヨノワールは非常に捲り性能が高く、スロースタートとなってもイカがいればどこからでも返していけます。この言ってしまえば「お祈り性能」を活かして戦い、最後の最後の「お祈りポイント」は「どれが一番強力で確実か」を見極めて戦っていきます。

 

 

a.レシリザ

 

相手が何で殴ってくるかで戦い方が大きく変わってきます。

 

レシリザで来る場合は楽で、レシリザ一体目をギラティナビートで落とし(マオスイレンを一回挟まれても3回殴れば倒せる)、二体目のエネルギーをスタンプを打ちながらロットワールで落としてやればいいです。

 

相手がリザテルで殴ってくる場合、カキでエネがついたところをペイルムーンで落として相手の動きを一度止めて、復帰してきても嫌がらせナイトウォッチャーで山に札を返しながら優位に戦っていけます(前述の通り嫌がらせの採用理由の大部分はここにある)。

 

こちらの展開が遅れてヒードランのGX技でロットワールが落とされても二体目のロットワールでエネを落としたり、鉢巻ナイトウォッチャー+破れた扉で落としたりすることができるため、グズマや鉢巻のリソースを大事にしつつサイドを3-2-2か3-2-1でとっていけるように頑張れます。

 

 

b.三神(+ケルディオ)

 

こちらの展開が遅れてしまうと負け濃厚になってきますが、イカが先3か後2に二体立って行動できれば十分五分五分に戦っていけるマッチアップだと思っています。

 

ロットワールの紹介で書いた通り、相手がオルジェネGXを切ったタイミングで嫌がらせなどを絡めつつペイルムーンGXを打つのが理想。こうすることで相手の相手が手札に加えたTAGサポートを戻しつつ相手の行動を1、2ターン遅らせることができます。この間に三神を2パンし、アルティメットレイを防ぎながら戦いましょう。

 

ケルディオは破れた扉+鉢巻シャドーインパントで処理できるので、とにかくアルティメットレイを打たせないことが命より大事な試合になります。

 

もし展開が遅れてしまった(イカが一体しかいないなど)場合は、GXを打たれた後にゲンミミを出してホラーハウスを打ち、次のターンにワンパンできるようにお祈りしましょう。「お祈り」とは言っても、三神系統のデッキはトレーナーズが3分の2程を占めていることも多く、可能性が低いということは決してありません。あくまでサブプランではありますが、「回らなくても常に勝ち筋がある」というのがこのデッキの強みです。

 

 

c.メルカリ

 

相手がTAGサポートを蓄えてきて、かつフルメタルウォールを打っていないタイミングでポルターガイストを打ち、一体目を落とすことが理想です。

 

仮に落ちなくとも、ゲンミミはワンパンされず、相手にリソースを切らすことを強要できます。手札を減らしてこればロットワールでハンドをさらに減らしながら戦っていきましょう。また願い星で優先的にアセロラを回収することで有利を確保できます。

 

フルメタルウォールを打たれるとエネが消えて逃げることが出来なくなるので、打たれるタイミングで入れ替えを手札に残しておき、またイカをきちんと立てることを意識することを忘れずに。

 

この対面はGX技をロットワールかゲンミミに切るかがとても難しいため、頭の中でプランを明確にしながら戦う必要があります。

 

 

d.ピカゼク

 

ロットワールを得てかなり有利になった対面。相手はペイルムーンを警戒してエネルギーを前につけられません。ギラティナビートをしてサイド有利をとり、二体目のTAGについたエネルギーを落としてやりましょう。

 

相手がサンダーで殴ってくる場合は、相手の回り次第では早めにロットワールを立てることも一考。

 

 

e.ウルネク

 

カプ・コケコがいるときは相当厳しい。それ以外なら全然舞えます。

 

アブソルを早めに立てて展開を遅らせましょう。序盤はギラティナビートをして滅亡の光GXを打たれる前のターンにロットワールを出して堪え忍びます。

 

勝ち筋は、「相手が1ターン以上遅れてくれる」、「ビーリンを山に返すことでロットワールがワンパンされない状況を作る」のいずれかになります。

 

 

f.ゾロアーク

 

ロットワールが悪弱点であるため、不利と言わざるを得ないと思います。ただ、今の環境はルガルガンがいない構築が多く、ロップリンを起動することで勝ちが見えて来ます。

 

意識することはロップリンを早めに起動することと超越を決められる前にアセロラを探してロップリンを回復させることです。ロップリンでGXを2体、3体落とすことを目指すプランをとるしかない。

 

 

g.LO、hand系

 

この系統のデッキは意外と要求札が多いので、早めにロットワールを立てて嫌がらせとスタンプ、ナイトウォッチャーでハンドを削ります。この対面ではGX技はゲンミミに切って、実質的なエクストラターンを得て嫌がらせスタンプを探して動かさせないことも大事です。

 

相手の勝ち筋として「カウンターキャッチャーでイカを縛って勝つ」ということがあるので、立てるイカは一体にし、入れ替え、グズマを大切にする、ベンチポケモンに常にリチャージをして逃げられるようにすることを常に考えてプレイします。

 

 

 

5.シティリーグでの対戦

 

自分語りを長々と書いてしまいましたが、ここから当日のマッチアップを書いていきます。(サイド枚数は忘れました、すいません)

 

 

1.レシリザ小ズガドーン 先 勝ち

 

3回マリガンしてもらってからのスタート。マリガンでブルーや願いのバトンが見えたのでブルー型のレシリザボルケと予想して対戦が開始。

 

対戦が始まって比較的早い段階でズガドーンが見えたので序盤はギラマネロでいくことを決める、事故っていたのでそのまま押しきって降参をいただきました。

 

ただ、相手のサイドが2のタイミングでギラティナではなく、スタンプナイトウォッチャーにしておけばもっと早く降参が貰えたかもしれません。

 

 

2.ズガアゴ 後 負け

 

ロットワールスタートかつボールサポートが引けなくてゲンミミでまくることも出来ず負け。下振れるときに下振れまくってよかったと切り替えて次に挑むことにしました。

 

 

3.エンニュートLO 先 勝ち

 

戦犯しました、内容はありぽけさんの記事見て下さい

 

 

4.フライゴンGX 後 勝ち

 

お相手が事故っていたため、ギラティナビートで前のジガルデやナックラーをとってデッキを回していきました。途中フーパを出してギラティナを落としてきたため、テンポを崩さず150点(抵抗込み130)で落とすことができ、かつ手札を減らして事故を促進させるロットワールで殴るプランに。最後はグズマ鉢巻ナイトウォッチャーで裏のオドリドリを狩って勝ち。

 

ここでもさきさんとはーと君からプレイの遅さを指摘されました。実際オドリドリを落としたときには残り一分を切っていました。もっと精進せねば...。

 

 

5.三神ケルディオ 後 負け

 

お相手デデンネ、こちらロップリンスタート。初手は回っていたものの、ミストレとハイボが引けず、先二でイカが一体しか立たず、仕方なく先一で手張りをしたギラティナで殴ることに。鉢巻がひけずデデンネに130点のせて返しでオルジェネを打たれました。

 

その返しでもイカを立てることが出来ず、一度ロップリンを前に出して盾に。180点乗せられ、後ろのケルディオも育つ。グズマデデンネを倒してアセロラを探しにサイドからアセロラを探しにいくものの引けず、前のギラティナ→テテフグズマロップリン落としで負け。

 

ギラティナで殴ることにとらわれて、ロップリン前のターンに(手札にネストボールはあったのに)ゲンミミで殴ることを失念していました。あのとき(鉢巻もひけていなかったものの)三神を落とせていた確率は高くないと思いますが、あの場面では死んでも(追加効果なし)ホラーハウス→ポルターガイストでお祈りをすべきでした。(追加効果なしでホラーハウスを打つ以上確率は倒せるかどうかはわかりませんが)上にも書いた通り、ロットワールで殴れないときはゲンミミでお祈りをすると決めていたのに実行できず、練習の不足を感じました。

 

 

6.レシゼク 先 勝ち

 

相手レシゼク、こちらロップリンスタート。手札にサポートがなかったものの、ミストレがあったので「テテフワンダータッチリーリエするか~」と思っていたところサイド落ち。ピン刺なのでないものは仕方ない。他のボールもなかったのでジラーチイカもたてられなかったので、ゲンミミのホラーハウスによるドローから捲っていくプランを選択し、初ターンはベンチにゲンミミのみを出して手張りエンド。

 

次ターン相手はNの覚悟をからめつつ鉢巻雷炎無双でロップリンに120点。さらに次のターン、手張りも出来なかったのでグズマで後ろのレックウザを縛りつつ番返し。相手は入れ替え札を引けず、アーゴヨン育ててエンド。

 

次ターンでトキワを引けたのでロップリンにボード張り→追加効果ありホラーハウスで相手を止め、その次にポルターガイストレックウザ落とす。返しでゲンミミが生き残ったのでそのままポルターガイストでダメカンをのせ、落とされた次のターンにリセスタナイトウォッチャーで落とし、お相手解決できずに勝ち。

 

二ターンドローゴーしても復帰できたため、ゲンミミの強さを再確認した試合でした。

 

 

 

6.総括

 

以上がこの2週間で考えてきたロットワールの全てとなります。(長すぎる自分語り)

 

結果としては4-2という「初めてにしてはまぁ」という結果になってしまいましたが、(LOなども含んだ)全てのデッキに対して勝ち筋を残せるこのデッキの強さを再確認できたのでよかったです。

 

そうは言っても、名古屋や他の地区でもロットワールは結果を残しており、(デッキ選択は間違っていなかったのに)その中で微妙な結果になってしまったことはとても悔しいのでここからまた沢山練習して、人とやっていえ嫌にさせないプレイヤーになって次のCLに挑みたいです。

 

最後になりましたが、ずっと一緒にデッキレシピを考えてくれたり練習に付き合ってくれたりカードやプレマを貸してくださったチームぐらしあの皆さん、はーとくん、rirさん、F君、ヒイロさん(@byakko_po)には頭が上がりません。本当にありがとうございました。

 

 

それでは。