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【予選5-0】シティ長久手使用構築【best8】

どうも、キンタニと申すものです。

 

 

今回は11/8のシティリーグ長久手に参加した際の構築について、備忘録として軽くまとめておこうと思い記事を書いています。

 

特に変わった構築というわけでもないですが、かなり自分好みで納得のいくデッキとなりました。

ルカメタの構築は多岐に渡っていますが、ひとつの考え方として読んでいただけると嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

1.デッキ選択の経緯と構築

 

 

 

よく言われることではありますが、CL横浜後のシティリーグ環境は成熟したものであり三神や小ズガ,ムゲンダイナといったものを中心にあまりに多くのデッキが活躍していました。

 

 

 

とはいえ、「じゃあ何使ってもじゃんけんや!w」という訳にもいかなかったので

 

・前週日曜のシティリーグ結果で多く見られた雷系統に明確な有利をとれるデッキ(=セキタンザン、ムゲンダイナ)が流行する

 

というひとつの予想を立て、これらにセキタンやムゲンダイナに基本有利をとれるルカメタを選択することに決めました。(知識が浅く、セキタンザン対面は練習するうちにルカメタがそこまでガン有利というわけではないことがわかったのは誤算でしたが...。)

 

 

 

CL横浜後、準優勝のだんのうらさんのリストを使っていてその完成度の高さをある程度は理解していたつもりだったのでこれをベースに構築。

 

 

 

マッチ運に左右されがちなシティでも問題がないように、「全対面を微不利~微有利に収める」ことを目指しました。

 

 

 

こうして当日使用したリストが以下のものになります。

 


f:id:kintanipoke:20201111153905j:image

 

かなりシンプルな構築になったことがわかると思います。

 

 

 

 

 

 

2.採用カード

 

 

 

ほとんどは普通のリスト同様のものなので、かいつまんで解説します。

 

 

 

 

 

鋼エネルギー12、鋼鉄のフライパン4

 

 

今回の構築で一番こだわった部分です。

 

 

「ルカメタザシアンは全てのマッチで微不利~微有利だ」と先程書きましたが、この微不利の色が顕著に出るマッチが対三神対小ズガです。

 

 

練習を繰り返すうち、これらの対戦を厳しくしているものは「ザシアン起動の遅さ」にあると感じました。

すなわち「ふとうの剣でエネルギーがつくかどうか」がこのマッチの勝率に直結しているわけです。

 

 

この考えのもと、所謂コンボザシアンと同じ基本鋼エネルギーの枚数である12枚を確保し、「グズマ&ハラで持ってくるのは弱い」と考えていたコーティング鋼エネルギーを抜く形をとることに。

 

 

結果として、抜けたコーティング鋼エネルギーの枚数を補う形で鋼鉄のフライパンを4投。(三神ザシアンやムゲンダイナに道具を剥がされることを考えるとフライパンとメタルゴーグルの合計枚数は4枚以上であるべきかと。)

 

 

 

「メタルゴーグルないとムゲンダイナきつくね?」とよく聞かれますが、メタルゴーグルがなくとも「盤面をザマゼンタ二体のみにする」ことを目標にプレイできれば一般的なデッキには問題なく勝てます。

 

「ムゲンダイナ対面の対策を少し浅くし、小ズガ対面の対策を厚くした」という意味で、「全ての対面を微不利~微有利に収める」というコンセプトにも則った採用枚数になっているのではないでしょうか。

 

 

 

 

鋼エネルギー及びフライパンの増量によって

 

 

・三神に対して、フルメタルウォールの次のターンにブレイブキャリバーを言いやすくなった

 

・小ズガに対してフライパンつきアタッカーを素早く用意できるようになった(後一負けの回避にも繋がった)

 

・その他対面でもザシアンを早期に動かして能動的にテンポをとれる試合が増えた

 

 

といった成果が目に見えて得られたので、ルカメタを使う方々には是非試していただきたいと思いますね。

 

 

 

 

ボスの指令3、グレートキャッチャー1

 

 

ザシアンを早期に動かし相手のアタッカーに先殴りするスピードザシアンのような動き方ができるようになったので多めの採用。

 

ムゲンダイナ対面でも相手が置かざるをえなかったイベルタルを狩ることができるのでグレキャが腐りづらいのがいいですね。

 

 

 

 

リーリエのピッピ人形1

 

 

ジラーチ軸のデッキに入っているのは珍しめでしょうか。(僕の知識不足なだけかも...。)

 

 

小ズガに対しては基本的にジラーチを壁に一回ふとうの剣を宣言することが多かったのですが、それだけでは足りないことが多く、もう一度ふとうのターンが作れる様に壁ポケモンとして採用しました。

 

小ズガ側のサイドが残り2のタイミングでピッピ人形を出しても、スピットシュートでジラーチ→バーストGXで終わってしまうことには注意してください。

 

 

 

小ズガ以外の対面でも置いておくだけでふとうのターンを作れたり、ムゲンダイナ相手にザマゼンタ単騎としたときマオスイが打てるようになったりと、どの対面でもいつ引いても活躍してくれる良カード。

 

以上のようにジラーチ型に入っていても十二分の働きをしてくれるのでお試しあれ。

 

 

 

 

混沌のうねり2

 

 

もともと無人発電所で使っていたのですが、セキタンザン対面が思いの外有利ではないことから混沌のうねり採用に至りました。

 

というのも、きちんとルカメタを対策したセキタンザンは格闘道場ツールスクラッパーディアンシーを合わせてネギガナイトでザマゼンタをワンパンしてきます。

 

セキタンザンは盤面が完成次第、毎ターンマリィを連打できることも相まって展開が遅れると厳しい試合となることが少なくありません。

 

 

しかし一方でセキタンザン側は「格闘道場が貼れなければ」ザマゼンタをどう足掻いてもワンパンできません。

 

このため、対セキタンザンのマッチで安定して「微有利」をとるためには混沌のうねりが必須だと考えた訳です。(現状ほとんどのセキタンザンは道場2,リセホマーシャドー0であるため、うねりが二枚あれば道場を維持されることはない)

 

 

 

またCL横浜以降の小ズガは無人発電所を重く見てスタジアムを多投しており、「無人発電所を貼っていてもジラーチがカマドを持ってきて解決された...」という場面が増えました。

 

しかしこれは逆に「小ズガのスタジアムへの依存度が上がった」ととることができます。

序盤にうねりを置き、カマドやヒートファクトリーでの宇宙ムーブを阻害することで以前よりより安定してアタッカーの育成ができるようになったように感じます。

 

 

 

 

 

 

3.各対面の立ち回り

 

 

様々なプレイと考え方があり一概に言えないところが難しいですが、僕なりの考えを載せておきます。

 

 

 

a.三神ザシアン

 

 

微不利対面。

 

 

三神側は

 

・アルティメットレイ→フルメタルウォールされた次ターン付け替え込みでオルタージェネシスを追加効果ありで宣言

 

・裏のザシアンが育っている(2エネついているなど)の状態でオルタージェネシス

 

のいずれかを選択することになります。

 

 

 

これに対しルカメタ側は

 

技(オルターorレイ)を打った三神にフルメタルウォール

→ザシアンで後ろのエネルギーがついたザシアンを倒す

 

という動きができると有利になります。(これを見るといかに初ターンのふとうでエネがつくかどうかが重要であるかがわかるのではないでしょうか。)

 

 

 

試合中盤では、お守りザシアンとフライパンザシアンを互いにワンパンできない状況が生まれがちで、先にスクラッパーを打てた方が一気に勝ちに近づきます。

このとき、縦引き性能が勝りスクラッパーを引き込みやすい点が「三神微有利」の所以なのかなと思っています。

 

 

ルカメタ→ジラーチととられると負けてしまうので、ジラーチを置くタイミングはよく考えるようにしてください。

 

 

 

 

 

b.小ズガ

 

 

微不利対面。

 

 

基本的にレシリザから殴ってくると思う(小ズガを扱うのが僕自身下手なので違うかもしれません...。有識者教えてください...(懇願))ので、ジラーチや人形をたててザシアンを育てつつ黄昏の弾丸+キャリバーで処理します。

 

その後テンポよくザシアンを育成し、グレキャでオドリドリをとるのが目標となります。

 

 

 

この動きを実現するために、僕は小ズガ対面はザシアン×2を育成するのかなと思っています。

 

 

相手の残りリソースとこちらのメタルソーサーの枚数次第ではフルメタルウォールを打って拾える試合も少なくない(フルメタルウォールを打つ=たむけの舞を使われないので時間稼ぎもできる)と思うので、頭の片隅に置いておくとプレイの幅が広がります。

 

 

 

 

 

c.ムゲンダイナ

 

 

微有利対面。

 

 

兎に角ザマゼンタ二体を育成することが目標です。

 

 

理想の盤面は、前にフライパンつきザマゼンタ、後ろにザシアン,ジラーチ,ザマゼンタです。(勿論基本的にはザシアン,ジラーチの2体目は出さない。)

 

フライパンザマゼンタでパワーアクセルのダメージをカットしてできる限りデスカウントをケアしながら、ふとうの剣でリソースを確保します。

 

 

デンジャラスドリルやミカルゲを多投しているデッキには遅れると不覚をとることも少なくなく、頭を悩ませていました...。(当たらなくてよかった。)

 

 

 

 

 

d.セキタンザン

 

 

微有利対面。

 

この対面はお互いに難しく、相手の動きに合わせた対応が必要です。

 

基本的にまずザマゼンタを育成し、相手のヤレユータンマグカルゴを倒していくことが理想となります。(セキタンザン側はフルメタルウォールを警戒して、手札が整うまでは壁を出してエネルギーを貯めることが多い。)

 

 

 

基本的にザマゼンタのみで戦いたいところですが、こちらの動きが遅れ,かつ相手がセキタンザンにエネルギーを集めている場合はフルメタルウォールを打つことも多いです。

 

ただしフルメタルウォール前ではスクラッパー+ディアンシーのキョダイガンセキでルカメタが落とされるため、ルカメタは一ターン起動できる場合のみ出すように留意してください。

 

 

 

考えることが多くて楽しい対面なのですが、実際には時間がかなり厳しいので大会では当たりたくないですね...(本音)。

 

 

 

 

 

e.ピカゼク

 

 

微有利対面。

 

 

ピカゼクに黄昏の弾丸を打ち込んでザシアンで処理した後、後ろから出てきたライライにフルメタルウォールを打つのが基本戦術。

この対面もザシアンの育成速度がかなり重要になります。

 

 

博士やデデンネで落ちたエネルギーの枚数に注目しているとリソースを枯らして勝てることも少なくありません。

 

 

 

 

 

f.超MM

 

 

微不利対面。

 

 

GX技権を温存(ホラーハウスを打たない)しながら、前のジラーチをマリィナイトウォッチャーでなぎ倒されると世界が滅亡します。勘弁してください(懇願)。

 

こちらはなるべく早いタイミングでブレイブキャリバーを当て、フライパンをつけたネクロズマで処理することを目指します。

 

GX技権を温存されると、ミラクルツインでキャリバー圏外から逃れながらネクロズマを落とされるのが厳しめ。勘弁してください(二回目)。

 

 

 

散々キツそうに書きましたがこれは超MM側が理想的に動いた場合の話で、実際にはニエネホラーハウスを打たざるをえなかったりするので戦えないわけでは全くないです。

 

 

 

・フライパンネクロズマはナイトウォッチャーを耐える

フルメタルウォール+フライパンでザシアンが三エネトラッシュのフォトンゲイザーを耐える

 

といったことを念頭に置いて戦うといいでしょう。

 

 

 

 

余談ですが、一人回しでボコボコにされすぎて戒めの祠+ミミッキュ(シャドーボックス)のパッケージの採用を前日まで検討していました。

 

 

 

 

 

 

4.最後に

 

 

拙い文を最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ルカメタザシアンの記事は今やたくさんの方々が出されていて、参考になるような内容がかけているか心配ですが少しでもお力になれていたら嬉しく思います。

 

 

 

 

「朽ちた剣」の登場により、今回のような既存のルカメタは更に厳しい立ち位置になることが噂されています。

 

しかしながら、ひとつのデッキタイプとして強力なものであることは間違いないのでこれからどの様な変化を遂げて環境に残っていくのかとても楽しみです。(もっと構築をザマゼンタに寄せたりするのだろうか...?)

 

 

 

三神ザシアンなどの強化を嘆く声も多いですが、個人的には一つの環境の変化がこれからどう影響するのかが楽しみで仕方ありません。早くやりたいですね...。

 

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

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